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ACH 「通り土間のある平屋」

素足で歩く”通り土間”と、光がめぐる家

三角形の変形地という特徴ある敷地に寄り添うように計画された「くの字」の平屋。
その中心には、玄関からまっすぐに伸びる“通り土間”の廊下があります。
素足で歩くとひんやりと心地よく、まっすぐな土間のラインが家全体に奥行きと静けさをもたらします。

くの字に折れた平屋の中心には、外からの視線を遮りながら光と風を迎え入れる中庭を配置。
趣味の部屋と寝室、通り土間の終端がそれぞれ中庭に面しており、柔らかな光と、ゆらぐ影が日々の暮らしに豊かなリズムを与えます。
2LDKというシンプルな構成でありながら、通り土間と天窓が連続した光の道をつくり、家の内側に広がりと奥行きを感じさせます。

夫婦ふたりで、好きなものと静かに向き合い、素足で歩く気持ちよさを味わいながら暮らす。
この家は、そんな“心地よい時間”を丁寧に積み重ねるための住まいです。

Skeleton Looks

土地に寄り添い、美しさと機能性を両立した住まいのかたち

三角形という少し変わった形の土地を、そのまま家の魅力として生かした外観デザイン。二つの箱が重なり合うように並ぶことで、ほどよい動きと落ち着きをあわせ持つ佇まいになりました。母屋となる部分は、片流れ屋根が伸びやかにかかり、黒いガルバリウム鋼板の外壁と合わせて、飽きのこない落ち着いた表情をつくり出しています。

また、中庭と天窓から光を取り込む計画により、外部からの視線をほどよく遮りながら、室内には柔らかな明るさを確保。プライバシー性と開放感を両立し、静かで穏やかな暮らしを実現する外観構成となっています。


Infill Looks

素足で歩く通り土間と、光がめぐる家

玄関を入るとまず目に入るのは、一直線に伸びる”通り土間”。美術館のように余白を大切にした白い壁が続き、セレクトしたアートが来訪者を迎えます。季節や気分に合わせて作品を入れ替えることもでき、家そのものがギャラリーのように表情を変えます。

勾配天井と高窓、通り土間の天窓、中庭からの柔らかい光が、LDK全体に明るさと開放感をもたらします。また、時間帯によって異なる自然光が降り注ぎ、インテリアや家具が陰影豊かに輝きます。

Infill Looks

ギャラリー

ここで暮らすのは、アートとクラフトを愛するご夫婦。お気に入りの絵画や陶芸作品、アンティーク小物に囲まれた、静かで豊かな時間が流れる住まいを目指しました。

耐震等級
3 (許容応力度計算による)
耐風等級
2
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)
適合

木造枠組壁構法
(ツーバイフォー・ツーバイシックス工法)

木造枠組壁工法は、地震の力をバランスよく分散させる「六面体構造」を基本とする工法です。地震の力を1点に集中させず、家全体にバランスよく分散させることで、建物の変形を防ぐことができます。住宅を建設する際も、釘の色やピッチなどでしっかりと確認ができる点もこの工法の特徴です。

耐震等級3の家

FDMでは最高の備えである「構造計算(許容応力度計算)による耐震等級3」を全ての住宅に義務付けています。構造計算とは、地震や災害に対して、変形や倒壊しないかを科学的に検証する計算のことで、建築基準法の定めでは、ほとんど全ての木造住宅は構造計算を行わなくてよいことになっています。FDMは耐震性と耐久性を持つ「永く続く器」をつくるために、全ての住宅で構造計算を行っています。

許容応力度計算による構造計算とは?

耐震等級2以上を確保するには「性能表示計算」か「許容応力度計算」による構造計算が必要になります。
ではこの2つの違いとはなんでしょう。
 
耐震等級3で同じような家を設計する場合、性能表示計算と許容応力度計算では、詳細な作業を必要とする許容応力度計算の方がたくさんの耐力壁を必要とする計算結果が出ます。

性能表示計算で建てた耐震等級3が、許容応力度計算と同じ量の耐力壁を必要としているなら問題は無いと言えます。
しかし実際は、耐力壁一つだけを見ても、許容応力度計算よりも、常に少なくなるのが性能表示計算の現状です。

つまり、同じ耐震等級3であっても、性能表示計算で建てた家よりも許容応力度計算を行った家の方が地震に強いのです。

断熱等性能等級とは?

断熱等性能等級とは、建物や住宅の断熱性能を評価する基準のことです。等級が高いほど、外気の温度変化や風の影響を受けにくくなり、室内の快適さを維持しやすくなります。また、高い等級の建物はエネルギー効率も良くなり、暖房や冷房の使用量を減らすことができます。

断熱等級は、無断熱の等級1~最高ランクの等級7まで、UA値によって7段階に分類されます。そのうち等級5~7は、2022年に「上位等級」として創設されました。

断熱等級が高い住まいは消費電力が少ないため、国は地球温暖化対策の取り組みとして2025年までにすべての新築戸建て住宅において断熱等級4以上を義務化することを目指しています。

一次エネルギー消費量とは?

一次エネルギー消費量の性能とは、建物や住宅が使用するエネルギーの量を評価する指標です。一次エネルギーは自然から取り出したエネルギーであり、例えば石炭や石油、天然ガスなどが含まれます。一次エネルギー消費量の性能が低いほど、建物がエネルギーを効率的に使用していることを示します。つまり、同じ快適さや機能を提供するために必要なエネルギー量が少なくなるのです。建物や住宅が低い一次エネルギー消費量の性能を持つと、環境への負荷を軽減できるだけでなく、エネルギー費用も節約できます。一次エネルギー消費量の性能評価は、持続可能な建築やエネルギー効率の向上に貢献します。

所在地
大分県速見郡
規模
木造平屋建
延床面積
64.15 ㎡
坪数
19.41坪
工法
木造枠組壁構法(2×4)

FDM Architects

建築がそこに現れる時、新しい風景が生まれます。Architectsプロジェクトでは、FDMの建築家とつくる普遍性のあるデザインの中、一邸一邸ごとに光と風を計画し、情緒と愛着、そして耐震性や環境性能といった要素が両立する長く愛せる資産価値の高い建築を実現します。