ECO
Case No. 002
- Info
- Takasaki,Oita city,Oita, Sep.2023
- Tags
Story
自然素材で包む家
2023.9.30 OPEN
高崎モデルハウス
人生で最も多くの時間を過ごす「家」。
だからこそ、環境に優しい素材を選び、健やかに暮らす。
自然の力を味方にしたサステナブルな住まいを「母屋と離れ」という形でご提案いたします。
自然素材のダブル断熱
原料の約80%が新聞紙の木質繊維系多機能セルロースファイバー「デコスファイバー」と木を主原料とした木繊維断熱材「ECOボード」のダブル断熱でG2グレードの高断熱性能を実現。木質繊維が持っている吸放湿特製で年間を通じて快適な湿度を保ち、高い吸音効果も期待できます。
自然の力で快適な住まい
夏は強い日差しの影で家の中を吹き抜ける心地よい風を味方にする。冬は冷たい外気を遮断しつつ家の中まで太陽の温もりをしっかりと取り込む。自然の力を最大限活用する設計思想。それが「パッシブデザイン」の家づくりです。
Reserve
来場予約
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Skeleton Looks
宅地のありかたも変わる。
傾斜地の住宅地の更新
本敷地は、大分市内の宅地が多くみられるエリアに位置してあり、高低差が大きいのが特徴です。宅地造成当時、駐車場は1家に1台が主流であった中、今回新たに造成工事を計画。駐車場は2台とし、擁壁を再築した上でモデルハウスを計画しました。
建物は、傾斜地ならではの眺望を活かす一方隣家からの視線を和らげるよう2階建ての住居と離れ計画し、間に中庭を設けています。宅地造成から住宅の建て替えまで、今後の建て替え需要を見越したモデルケースになればと考えます。
Infill Looks
いつも家族の気配を感じられるリビング
大きな吹き抜けが特徴のこの住宅は、吹き抜けと2Fのフリースペースが繋がることで、ちょうど良い距離間で家族の気配を感じることができます。インテリアのトーンは自然由来素材のアースカラーでまとめています。質感の高い土の塗壁を塗って仕上げ、木質断熱材の調湿・消臭効果を活かした、家全体で呼吸をする住宅です。
Products+Material
風のない家
自然な温かさと涼しさが心地よい。
輻射式冷暖房システムF-CON(エフコン)を採用。従来のエアコンのような風によるホコリが立つこともなく、肌の乾燥や喉の不快感などストレスの原因となる空気の過乾燥もありません。空調ならではの動作音を発生させない、ストレスの無い暮らしを実現します。
Blueprint
- 工法(構法)
- 耐震構法SE構法
- 耐震等級
- 3 (最高等級:許容応力度計算による)
- 耐風等級
- 2 (最高等級)
- UA値(外皮平均熱貫流率)
- 0.39 W/m2・K
- ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)
- 0.9
- ηAH値(暖房期の平均日射熱取得率)
- 1.8
- C値(住宅における相当隙間面積)
- 0.3
- Q値(熱の逃げにくさ)
- 1.43
- ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)
- 適合
- エネルギー消費性能
- 断熱性能
住宅の性能について
耐震構法SE構法
SE構法は、柱と梁で支えるラーメン構法を可能とし「大空間・大開口」を確保することができます。ツーバイシックスの壁式工法と比較して、壁を少なくすることができ、今まで高コストの鉄骨造でしか実現できなかった広大な自由空間が実現できます。高い耐震性能を確保しながら、設計の自由度があるのが最大の特徴。ガレージハウスや、スキップフロア、大きな窓が欲しいなどのご要望にお応えできます。
耐震等級3の家
FDMでは最高の備えである「構造計算(許容応力度計算)による耐震等級3」を全ての住宅に義務付けています。構造計算とは、地震や災害に対して、変形や倒壊しないかを科学的に検証する計算のことで、建築基準法の定めでは、ほとんど全ての木造住宅は構造計算を行わなくてよいことになっています。FDMは耐震性と耐久性を持つ「永く続く器」をつくるために、全ての住宅で構造計算を行っています。
許容応力度計算による構造計算とは?
耐震等級2以上を確保するには「性能表示計算」か「許容応力度計算」による構造計算が必要になります。
ではこの2つの違いとはなんでしょう。
耐震等級3で同じような家を設計する場合、性能表示計算と許容応力度計算では、詳細な作業を必要とする許容応力度計算の方がたくさんの耐力壁を必要とする計算結果が出ます。
性能表示計算で建てた耐震等級3が、許容応力度計算と同じ量の耐力壁を必要としているなら問題は無いと言えます。
しかし実際は、耐力壁一つだけを見ても、許容応力度計算よりも、常に少なくなるのが性能表示計算の現状です。
つまり、同じ耐震等級3であっても、性能表示計算で建てた家よりも許容応力度計算を行った家の方が地震に強いのです。
断熱等性能等級とは?
断熱等性能等級とは、建物や住宅の断熱性能を評価する基準のことです。等級が高いほど、外気の温度変化や風の影響を受けにくくなり、室内の快適さを維持しやすくなります。また、高い等級の建物はエネルギー効率も良くなり、暖房や冷房の使用量を減らすことができます。
断熱等級は、無断熱の等級1~最高ランクの等級7まで、UA値によって7段階に分類されます。そのうち等級5~7は、2022年に「上位等級」として創設されました。
断熱等級が高い住まいは消費電力が少ないため、国は地球温暖化対策の取り組みとして2025年までにすべての新築戸建て住宅において断熱等級4以上を義務化することを目指しています。
一次エネルギー消費量とは?
一次エネルギー消費量の性能とは、建物や住宅が使用するエネルギーの量を評価する指標です。一次エネルギーは自然から取り出したエネルギーであり、例えば石炭や石油、天然ガスなどが含まれます。一次エネルギー消費量の性能が低いほど、建物がエネルギーを効率的に使用していることを示します。つまり、同じ快適さや機能を提供するために必要なエネルギー量が少なくなるのです。建物や住宅が低い一次エネルギー消費量の性能を持つと、環境への負荷を軽減できるだけでなく、エネルギー費用も節約できます。一次エネルギー消費量の性能評価は、持続可能な建築やエネルギー効率の向上に貢献します。
- 所在地
- 大分県大分市高崎三丁目1933番107
- 建築面積
- 84.59㎡(25.58坪)
- 延床面積
- 144.52㎡(43.71坪)
- 敷地面積
- 216.37㎡(65.45坪)
- 1階(母屋)
- 70.44㎡(21.30坪)
- 1階(離れ)
- 9.98㎡(3.02坪)
- 2階
- 64.10㎡(19.39坪)
- 建ぺい率
- 50%
- 容積率
- 100%
- 階数
- 2階
- 想定家族構成
- 夫婦+子供2人
- 用途地域
- 第一種低層住居専用地域
- 防火地域
- 指定無し
- 太陽光発電パネル
- 7.47kWh
- 換気
- ダクトレス全熱交換式第一種換気システム 熱交換率92%
- 空調
- 輻射式冷暖房 全館空調(FUTAEDA F-CON)
- 給湯
- 電気ヒートポンプ給湯器(Co2冷媒)
- 照明
- すべての機器においてLEDを使用
Project
FDM Eco
About
世界基準の木質断熱材を使用するEcoプロジェクトの住宅は環境に優しく室内環境に優れた暮らしを実現します。木質断熱材を使用することで、化学系では不可能な建築のライフサイクルを通じての省エネルギー・省資源・リサイクル・有害物質の排出抑制を図り、周辺環境と調和した、省エネルギーかつ長寿命である家づくりを進め、地球環境に貢献します。また、将来にわたって持続できるメンテナンス性の高い外壁材を使用しています。また、当然の様に許容応力度計算による最高性能の耐震、耐風性を有し、世代を超えて住み継がれるために、「ロングライフ」の家づくりを実現しました。