FDMR
Case No. 001
- Info
- Ohori,Fukuoka, Feb,2021
- Tags
Story
光と風の通り道をデザインし心地よさに寄り添う
福岡市中央区の築25年の中古マンションのリノベーション。マンション区画は中部屋となっており、既存配管による水回りの成約があるなかで、マンションの玄関ドアを開けて通風をしなくても、自然の光や通風を感じられる空間のご提案を心がけました。具体的には個室に室内窓を取り付け、ウォークインクローゼットを通じた風通し確保できる様、オーナーとのヒアリングを通じてプランに落とし込んでいます。
また、LDKのキッチン背面はオーダー家具で大容量の収納を確保し、同時にミニマルなデザインとして仕上げています。仕上げ素材の選定と、キッチンや家具も含め、オーナーの思いと心地良さに寄り添うデザインをご提案しました。
Infill Looks
パッシブデザインと素材が響き合い深みを見せる室内空間
バルコニーからの自然光により時間ごとに違った表情を見せるリビングダイニング。無垢ウォールナットの床とミニマムにデザインされた造作家具の組合わせが、光の濃淡と相まって深みのある室内の雰囲気をつくりだしている。また、お部屋全体をパッシブデザインの手法でプランニングしており、リビングに隣接する寝室からウォークインクローゼット、エントランスに至るまで連続した開口部を設け、緩やかにつながる風の通り道を確保。リビングは勿論、寝室に居ても自然の風を感じられ、こもりがちなクローゼットの通気にも役立っている。
Blueprint
- 所在地
- 福岡市中央区大濠
- 家族構成
- 夫婦+子ども1人
- 種別
- リノベーション(マンション区画)
- 竣工
- 2021年2月
- 費用
- 1,000~1,500万円
- 構造
- RC
- 規模
- ー
- 敷地面積
- ー
- 建築面積
- ー
- 延床面積
- 71.3m²
- 設計期間
- 2020.09-2020.11
- 施工期間
- 2020.12-2021.02