FDMR
Case No. 002
- Info
- Chikushino,Fukuoka, Jun,2019
- Tags
Story
マンションの特徴を活かしながら住まい手の思いを散りばめる
筑紫野市エリアでの物件探しからご相談いただき、ご一緒に探していくなかで、コーナーガラスが印象的なマンションの角部屋と出会うことができプランニングがスタートしました。コーナーガラスをどの様な空間として扱うかと考えた中で、来客者のホワイエや、ヌックの様なソファスペースをご提案しました。
また、4.5Mのオーダーキッチンをホワイエまで伸ばすことで、カフェ空間の様なエントランスとなっています。建築設計のお仕事されているご主人が若いときに出会った建築家の縦に伸びる空間のイメージと、奥様が集めたアンティーク家具が調和する、モダンでありながらクラッシックを感じるインフィルをご提案しました。
Infill Looks
ヌックからリニヤにつながる住空間は建築家へのオマージュ
既存の混み入ったエントランス廻りと一般的な間取りだったこともありスケルトンからリノベーション。エントランスに広い土間スペースを設け、コーナーガラスのある一角には書斎やサロン的客間として利用できるヌックを設けた。そこからオープンキッチン、ダイニング、リビングへとリニヤにつながる住空間は、若い頃にご主人が感銘を受けた建築家の空間イメージをカタチにした。チェリー材のフローリングと壁や造作家具の淡いブルーの配色が、奥様が集めたアンティーク家具と心地よく調和している。キッチンに敢えて露出させた共有パイプはアルヴァ・アアルトのマイレア邸から着想を得ている。
Blueprint
- 所在地
- 福岡県筑紫野市
- 家族構成
- 夫婦
- 種別
- リノベーション(マンション区画)
- 竣工
- 2019年6月
- 費用
- 1,000~1,500万円
- 構造
- RC
- 規模
- ー
- 敷地面積
- ー
- 建築面積
- ー
- 延床面積
- 76.8m²
- 設計期間
- 2019.02-2019.04
- 施工期間
- 2019.04-2019.06