「街角モデルハウス」断熱工事しました / 大分市高崎
「街角モデルハウス」断熱工事しました
大分市高崎に位置する「街角モデルハウス」。
先日、断熱工事を行いました。
今回は、「住まいの快適さ」をテーマにご紹介させて頂きます。
日本の気候は温帯湿潤気候および冷帯湿潤気候に分類され、四季の区分が明瞭なのが特徴的です。
中でも、夏の高温と冬の厳寒は特に顕著で、その厳しい時期には、一日を家で過ごすことが多いのではないでしょうか?
高崎街角モデルハウスでは、四季を通して「快適さ」を追求した家づくりを行っています。
まず一つが、木からできた断熱材「ECOボード」を使用しているという点。
環境先進国ドイツで最も広く利用されているこの断熱材は、木から作られており、木ならではのすぐれた性質で、「夏涼しく、冬暖かい家」を実現させます。
また、準耐火60分という国交相の厳しい認定を取得しており、火にも強い性質。
万が一の火災時にも有毒ガスを出さないので、環境への負担をかけない断熱材です。
二つ目が、断熱素材を壁や屋根裏へ吹き付ける、「吹付断熱」という施工法を行っているという点。
こちらは、細かな隙間にも断熱材を行き渡らせることができるので、より高い気密性を確保して断熱性を向上させることができると言われています。
そして、この施工法で用いる断熱材の原料となっているのが、綿のような木くずのようなこちら。
なんと、新聞紙でできているのです。
「新聞紙で住宅の断熱?そんなの火事があったときどうするの?」と思うかもしれません。
しかし、こちらの新聞紙でできた断熱材、「セルローズファイバー」には、「ホウ素」が混ぜ込まれており、一般的な断熱材よりむしろ高い耐火性能を持っているのです。
また、仮に燃えた場合も有毒ガスを発生させないため、環境にも優しい断熱材でもあります。
高崎街角モデルハウスは、この二点を屋根、壁に施工することで、一年を通し、省エネで快適な「住空間」を実現しているのです。
このように、断熱や太陽の光や熱、風など自然が持っているエネルギーを最大限に利用して、機械に頼らずに快適な建物を作るための設計手法を「パッシブデザイン」といいます。
断熱・機密性能を高くすることは、省エネだけでなく、環境に優しい建築へと繋がるのです。
「未来の世代のために、社会に好影響を与える「器」となるような建築」
そこに住む、家族の将来だけでなく、
地球環境という社会に好影響を与える建築。
FDMの家づくりには、そのような想いが込められています。