CMT
Case No. 001
- Skeleton
- COMMON table View
- Infill
- -
- Info
- kego,chuo,fukuoka, Jul.2020
- Tags

Story
地域の食卓をつくる
国体道路沿い警固町バス停前にオープンした「Kegomachi COMMON」。東京で人気を集める「Bakuro COMMON」の系列店としてオープンしました。中でもこの地域では珍しくランチから色んなお酒が楽しめるお店の1つとして、企画を行いました。バル形態からレストランユースまで様々なシーンでご利用いただく為に広々カウンター席、ゆったりソファー席などをご用意しています。
Skeleton Looks
コモンスペースの創出
警固町コモンは乗降者数の多いバス停の目の前に位置しています。バス停にはベンチなどの待合のための設備は設置されておらず、歩行者と自転車、待合者が避け合いながら通過する場所でした。そのため、コモンスペースを店舗前に創出させる引き算のような店舗設計ができないかということを考えました。
そのために、具体的には2つのアプローチを考えました。1つが平面的なアプローチ、店舗の一部をくり抜き、そこに余白の空間を創出すること。2つめが断面的なアプローチ、店舗のフロアレベルをGLから600mm上げて設計をすることで店舗ファサードにひな壇状の空間を創出しました。この2つのスペースがマルシェやテイクアウト、そしてバス停の待合いとして機能し、店舗内の長いカウンターを通じて、入りやすく親しみやすい店舗として設計を行なっています。




Infill Looks
食と空間の調和を目指して
警固町コモンのインテリアは、上質でゆっくりと長居できる様な空間デザインを心がけました。そのために、木の温もりと、グレートーンが調和する温かみのある空間としてデザインしています。また、店舗のデザインとバル形態を特徴づける10mあるL字型の長いカウンターの仕上げ材には、廃棄ガラスなどを練り込んだ漆喰素材を使用し、継ぎ目のない左官仕上げにより一体的なバルスペースを実現しています。
また、踊る様に配置された特注のペンダントライトや、異方向に貼られたフロア材など、随所に遊び心のあるデザインを行いました。




Project
COMMON table
About
COMMON tableプロジェクトは、街に開かれた「地域の食卓をつくる」というコンセプトのもと、FDMが内外装デザインを行いFDM eatの運営によるダイニングを展開しています。私たちは食というフィルターを通して、ダイニング業態のみに拘らずに、常に幅広い新しい挑戦を行っています。

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