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Case No. 006

Info
Oita city,Oita, Mar.2023

見晴らしの良い2階リビング&テラスのある二世帯住宅

親御様との同居のため、元々あった実家を二世帯住居に建て替えしたお施主さま。子世帯は生活の中心を2階に置き、親世帯は階段の負担が少ない1階にリビングや寝室、専用の玄関とキッチンを設けプライバシーに配慮しています。一方で浴室を共用スペースにし、子ども部屋も1階に配置することで、お互いの気配を感じられる空間づくりを意識しています。

Skeleton Looks

異素材を巧みに張り分けた外装

インダストリアルスタイルの外観。ベースは縦張りサイディング、通りに面する2階テラスのある壁にはセメントの質感を活かした「SOLIDO(ソリド)」を採用しつつ、一面のみベージュ色の塗り壁をアクセントとすることで表情を豊かにしています。
南側には親御様専用の玄関とウッドテラスを配置し、プライバシーに配慮しています。

Infill Looks

北向き斜面の土地を活かした
見晴らしの良い2階テラス

北側の豊かな樹々が見晴らせる2階リビングとつながるテラス。景色の抜けが良い北向きにリビングやテラスを配置し、開放感を持たせています。

キッチンへのこだわり

料理好きな奥様がこだわったキッチン。キッチンや造作カウンターは奥様の身長に合わせて作業がしやすい高さにし、お子様とも並んで立てるよう、十分なゆとりを持たせています。また、キッチン横に配したパントリーは、透明感のある濃色の扉をつけることで、お洒落でありながら、急な来客時でも困らない演出になっています。

二世帯で暮らしを楽しむ

LDKは別々でそれぞれの世帯が気兼ねなくくつろげる、一部共有型の二世帯住宅。

耐震等級
3 (許容応力度計算による)
耐風等級
2
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)
適合
断熱性能
5 / 7
等級5|ZEH水準 ※断熱性能等級は当社の2021年平均値より算出しています。
エネルギー消費性能
6 / 6
等級6|一次エネルギー消費量の著しい削減のための対策が講じられている

ツーバイシックス工法

ツーバイシックス工法は、地震の力をバランスよく分散させる「六面体構造」を基本とする工法です。地震の力を1点に集中させず、家全体にバランスよく分散させることで、建物の変形を防ぐことができます。住宅を建設する際も、釘の色やピッチなどでしっかりと確認ができる点もこの工法の特徴です。

耐震等級3の家

FDMでは最高の備えである「構造計算(許容応力度計算)による耐震等級3」を全ての住宅に義務付けています。構造計算とは、地震や災害に対して、変形や倒壊しないかを科学的に検証する計算のことで、建築基準法の定めでは、ほとんど全ての木造住宅は構造計算を行わなくてよいことになっています。FDMは耐震性と耐久性を持つ「永く続く器」をつくるために、全ての住宅で構造計算を行っています。

許容応力度計算による構造計算とは?

耐震等級2以上を確保するには「性能表示計算」か「許容応力度計算」による構造計算が必要になります。
ではこの2つの違いとはなんでしょう。
 
耐震等級3で同じような家を設計する場合、性能表示計算と許容応力度計算では、詳細な作業を必要とする許容応力度計算の方がたくさんの耐力壁を必要とする計算結果が出ます。

性能表示計算で建てた耐震等級3が、許容応力度計算と同じ量の耐力壁を必要としているなら問題は無いと言えます。
しかし実際は、耐力壁一つだけを見ても、許容応力度計算よりも、常に少なくなるのが性能表示計算の現状です。

つまり、同じ耐震等級3であっても、性能表示計算で建てた家よりも許容応力度計算を行った家の方が地震に強いのです。

断熱等性能等級とは?

断熱等性能等級とは、建物や住宅の断熱性能を評価する基準のことです。等級が高いほど、外気の温度変化や風の影響を受けにくくなり、室内の快適さを維持しやすくなります。また、高い等級の建物はエネルギー効率も良くなり、暖房や冷房の使用量を減らすことができます。

断熱等級は、無断熱の等級1~最高ランクの等級7まで、UA値によって7段階に分類されます。そのうち等級5~7は、2022年に「上位等級」として創設されました。

断熱等級が高い住まいは消費電力が少ないため、国は地球温暖化対策の取り組みとして2025年までにすべての新築戸建て住宅において断熱等級4以上を義務化することを目指しています。

一次エネルギー消費量とは?

一次エネルギー消費量の性能とは、建物や住宅が使用するエネルギーの量を評価する指標です。一次エネルギーは自然から取り出したエネルギーであり、例えば石炭や石油、天然ガスなどが含まれます。一次エネルギー消費量の性能が低いほど、建物がエネルギーを効率的に使用していることを示します。つまり、同じ快適さや機能を提供するために必要なエネルギー量が少なくなるのです。建物や住宅が低い一次エネルギー消費量の性能を持つと、環境への負荷を軽減できるだけでなく、エネルギー費用も節約できます。一次エネルギー消費量の性能評価は、持続可能な建築やエネルギー効率の向上に貢献します。

所在地
大分県大分市
家族構成(家族合計)
5人
家族構成(内訳)
夫、妻、子供(2人)+母+ペット(犬3匹)
延床面積
144.90㎡(43.83坪)
1階床面積
83.63㎡(25.30坪)
2階床面積
61.27㎡(18.53坪)
工法
2×6工法