FDMB Office building #05
- Info
- Kamikawabata,Fukuoka-city,Fukuoka, May.2026
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Story
都市に、
木の選択肢を。
福岡市博多区上川端町。歴史ある街並みと商業のにぎわいが交わるこの場所に、SE構法による全階木造5階建てのテナントビルが完成しました。
木造でありながら、都市型テナントビルに求められる高さ、耐震性、空間の自由度、そして事業性をどのように成立させるか。本プロジェクトは、その問いに構造と設計、施工の連携で応えた建築です。
Skeleton Looks
木造を、
都市スケールへ。
全階木造5階建てを支える、耐震構法SE構法
採用したのは、木造ラーメン構法をシステム化したSE構法です。集成材の柱・梁と専用金物を組み合わせ、接合部の強度を確保。構造計算に基づいて建物全体の安全性を検証しながら、在来工法では難しい高層化と自由な空間を両立します。
Skeleton Looks
専門性をつなぎ、
建築として成立させる。
5階建てに必要な高強度の耐力壁や高耐力の柱脚金物を活用。エヌ・シー・エヌが高度な構造設計を担い、FDMは意匠設計と施工、現場調整に注力することで、それぞれの専門性を生かした体制を築きました。
Infill Looks
街とつながる、
自由な一層。
1フロア1テナントを基本とし、エレベーターから各階へ直接アクセスできる構成。用途に応じた設備・内装計画を受け止める、自由度の高いテナント空間を目指しました。
MATERIAL & FUTURE
建てるときも、使い続けるときも、環境に応える。
本建物では構造材約96㎥、羽柄材約3㎥を使用。木材利用による炭素貯蔵量は、建物全体で約50トン(CO₂換算)と試算されています。都市に建物をつくることと、環境への負荷を抑えること。その両立に向けて、木造非住宅建築は新しい可能性を持っています。
Blueprint
Project
FDM Architects
About
建築がそこに現れる時、新しい風景が生まれます。Architectsプロジェクトでは、FDMの建築家とつくる普遍性のあるデザインの中、一邸一邸ごとに光と風を計画し、情緒と愛着、そして耐震性や環境性能といった要素が両立する長く愛せる資産価値の高い建築を実現します。
住宅の性能について
耐震構法SE構法
SE構法は、柱と梁で支えるラーメン構法を可能とし「大空間・大開口」を確保することができます。ツーバイシックスの壁式工法と比較して、壁を少なくすることができ、今まで高コストの鉄骨造でしか実現できなかった広大な自由空間が実現できます。高い耐震性能を確保しながら、設計の自由度があるのが最大の特徴。ガレージハウスや、スキップフロア、大きな窓が欲しいなどのご要望にお応えできます。
耐震等級3の家
FDMでは最高の備えである「構造計算(許容応力度計算)による耐震等級3」を全ての住宅に義務付けています。構造計算とは、地震や災害に対して、変形や倒壊しないかを科学的に検証する計算のことで、建築基準法の定めでは、ほとんど全ての木造住宅は構造計算を行わなくてよいことになっています。FDMは耐震性と耐久性を持つ「永く続く器」をつくるために、全ての住宅で構造計算を行っています。
許容応力度計算による構造計算とは?
耐震等級2以上を確保するには「性能表示計算」か「許容応力度計算」による構造計算が必要になります。
ではこの2つの違いとはなんでしょう。
耐震等級3で同じような家を設計する場合、性能表示計算と許容応力度計算では、詳細な作業を必要とする許容応力度計算の方がたくさんの耐力壁を必要とする計算結果が出ます。
性能表示計算で建てた耐震等級3が、許容応力度計算と同じ量の耐力壁を必要としているなら問題は無いと言えます。
しかし実際は、耐力壁一つだけを見ても、許容応力度計算よりも、常に少なくなるのが性能表示計算の現状です。
つまり、同じ耐震等級3であっても、性能表示計算で建てた家よりも許容応力度計算を行った家の方が地震に強いのです。

断熱等性能等級とは?
断熱等性能等級とは、建物や住宅の断熱性能を評価する基準のことです。等級が高いほど、外気の温度変化や風の影響を受けにくくなり、室内の快適さを維持しやすくなります。また、高い等級の建物はエネルギー効率も良くなり、暖房や冷房の使用量を減らすことができます。
断熱等級は、無断熱の等級1~最高ランクの等級7まで、UA値によって7段階に分類されます。そのうち等級5~7は、2022年に「上位等級」として創設されました。
断熱等級が高い住まいは消費電力が少ないため、国は地球温暖化対策の取り組みとして2025年までにすべての新築戸建て住宅において断熱等級4以上を義務化することを目指しています。

一次エネルギー消費量とは?
一次エネルギー消費量の性能とは、建物や住宅が使用するエネルギーの量を評価する指標です。一次エネルギーは自然から取り出したエネルギーであり、例えば石炭や石油、天然ガスなどが含まれます。一次エネルギー消費量の性能が低いほど、建物がエネルギーを効率的に使用していることを示します。つまり、同じ快適さや機能を提供するために必要なエネルギー量が少なくなるのです。建物や住宅が低い一次エネルギー消費量の性能を持つと、環境への負荷を軽減できるだけでなく、エネルギー費用も節約できます。一次エネルギー消費量の性能評価は、持続可能な建築やエネルギー効率の向上に貢献します。
- 名称
- BH BLD. KAMIKAWABATA
- 所在地
- 福岡県福岡市博多区上川端町
- 工法・構法
- 木造(耐震構法SE構法)
- 用途
- 店舗・テナントビル
- 規模
- 地上5階建て(全階木造)
- 延床面積
- 361.93㎡
- 竣工日
- 2026年5月
- 意匠設計・施工
- FDM株式会社
- 構造設計
- 株式会社エヌ・シー・エヌ 特建事業部
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愛車を住まいの内側に迎え入れるインナーガレージと、音を気にせず自分の時間に没頭できる防音性に配慮した空間。 2棟に共通するのは、住まいを単なる生活の器ではなく、住む人の感性や趣味を受け止める場所として考える姿勢です。 愛車と向き合う時間。好きな音に浸る時間。そして、家族と静かに寛ぐ時間。そのすべてを一つの住まいの中で叶える、都市型住宅です。